中山道東側地区でテナントの募集開始

上尾商工会議所の広報紙“あぴお9月号”の記事によれば、再開発事業を推進中の中山道東側地区では、商業・業務スペースへの入居者募集を始めたようです。
http://www.ageocci.or.jp/apio/pdf/201109/apio201109.pdf
内容はこちらの3ページ目に掲載されております。

気になるところを見ていきますと、用途別の面積については商業施設が約3,700平方メートル、業務施設等が約3,500平方メートル、住宅施設が約31,300平方メートルとあります。

テナント募集区画の概要については、1階に6区画(83.25〜126.26平方メートル)の計約651.87平方メートル、2階に5区画(97.20〜467.64平方メートル)の計約978.81平方メートルとあり、その内訳は1階は飲食が4区画、飲食/サービスが2区画、2階は飲食/サービスが2区画、飲食/サービス/医療/業務が1区画、サービス/医療/業務が2区画となっております。

商業、業務あるいはサービスという言葉の定義は曖昧ですから、募集区画がそれぞれ商業施設、業務施設等のどちらに該当しているのかは判然としません。
いずれにせよ商業、業務で計約7,200平方メートルのうち、募集区画が約1,630平方メートルを占めるということになり、残りは権利床と入居が確実視される埼玉りそな銀行分、さらに保留床の購入者が既にあるならばそれを足したものということになると思われます。

また、商業施設については既存大型店と競合しない専門店街とする構想であるとの答弁が、かつて市議会においてなされており、キーテナント的なものは存在しないと考えられます。

もうひとつ大きな項目としてスケジュールとあり、これによれば竣工予定は平成25年3月、オープン予定は平成25年4月となっております。


これは以前こちらでアップロードした画像で、4月に撮影したものです。

これによれば工期は平成24年12月15日までとなっており、また今年6月の定例会でも24年12月の完成予定であるとの答弁があったばかりで、3ヶ月ほどの遅れが生じてしまったようです。
テナントの募集を始める以上、さらなる遅れはないものと思いたいところです。