上尾道路東西連絡地下道

地図の表示をもっとスマートにできないかとずっと頭を悩ませておりましたが、小難しいことを考える必要もなく、Googleマップ自体の機能である程度のアレンジができるということを“発見”しましたので、当面はこの機能を活用していこうと思います。

本日は平成22年度末に完成とされていた上尾道路東西連絡地下道の現況についてです。


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地下道の位置は壱丁目南交差点と壱丁目北交差点のほぼ中間です。
地下道及びこの前後の上尾道路は大谷北部第四土地区画整理事業の区域(青い部分)に含まれており、事業中の区間は東西の末端部を除き、都市計画道路小敷谷向山線の一部を構成しています。
大谷北部第四設計図
http://www.city.ageo.lg.jp/uploaded/attachment/1174.pdf

区画整理事業は元来青い部分全てで予定されていたようですが、既に虫食い状に開発が進んでおり、65ないし70haの施行面積から虫食い部分を除いた48.7haへと縮小されています。
その結果、都市計画図上では上尾道路と直接分岐、合流するように描かれていた上尾池袋線(川越上尾線のアンダーパスとの兼ね合いがあり、実際に直接分岐、合流できる計画であったかは不明)は、起点位置の変更を余儀なくされています。
第199回埼玉県都市計画審議会
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/367560.pdf
13、14ページにありますように、平成18年末に上尾池袋線の起点位置の変更などが決定されています。

ともあれ現地の様子を見ていきましょう。


東側から西方向、南側の歩道のみ舗装済みで、車道部分はさらにもう一層の舗装工事を行うそうです


東側からさらに東方向、竹林は最近伐採されたとのこと


東側の末端から、流石にこちらから地下道は見通せません



側道への階段、東西両側に設けられています


工期は今月一杯となっていますが間に合うでしょうか


西側から東方向、地上部はまだこのような状態


西側からさらに西方向、小敷谷向山線は右奥へ延びていきますので、いかにも暫定といった造り

北側の上尾平方線と西側の上尾環状線に接続するまでは生活道路としてのみの機能に止まるでしょう。